この日の目的は桜の花の鑑賞でした。平安神宮に来ても、この日までは入った事は無い『神苑』に入るつもりでした。
平安神宮の神苑の拝観料金は『京都みやこびと1dayチケット』を買っていたので50円引きで拝観出来ました。門を入る前から『八重紅枝垂桜』が目に入りました。平安神宮が創建された年に仙台市長から寄進され、谷崎潤一郎の『細雪』にも登場などが説明板に書いてました。
神苑に入って直ぐにチンチン電車の展示が在りました。残念ながら少し朽ちてます。『日本最古の電車』と説明板がありました。「ここに展示されている電車は当初のも
の」との事。「京都市から払い下げを受けて保存している」との事です。
チンチン電車の展示のすぐ近く、南神苑の池にしだれ桜が綺麗に映ってました。多くの人が綺麗に写真が撮れる様に工夫してシャッターを切ってました。
水面に映っていた桜は、藤棚ならぬ『桜の花の棚』の様になって咲いてました。青い空の下でピンクの桜花が棚から垂れ下がる光景は、この季節だけの光景です。良い日に来れました。 平安神宮の本殿の北側に当る辺り、西神苑から中神苑に向かう道は、山道をハイキングしている様な錯覚になりそうは道でした。
中神苑にある池の畔に『臥龍橋』と書かれた立札が在りました。飛び石の橋なので渡っている人は少ない。この日の参拝者の年齢の為でしょう。使用の白川石は豊臣秀吉が造成した三条大橋・五条大橋の橋脚との事です。
中神苑の池の畔に在る茶店で一休みしました。グリーンティーも良いけど、ホッとしたい時は私はやっぱりホットコーヒー。これ以上暑い日ならアイスクリームを食べますが。一服してまた歩きです。
最後のエリアの東神苑に進むと桜の向こうに『泰平閣』が見えます。良いロケーションなので写真を撮る人も多くて順番待って私も数枚パチリと。
『泰平閣』までやって来て中を見ると思ったよりも人は疎ら。橋の両側に腰を掛けて居るのは殆ど他所の国の人で、話す言葉が分りませんでした。その割には騒がしくは無かった。
泰平閣を通り抜けた辺りから池を見ると東神苑の桜が池に写って凄く綺麗でした。
いよいよ平安神宮の神苑も終わり。最後の桜は尚美館の前のしだれ桜。ここもピンクの桜です。神苑の桜を十分堪能しました。神苑の池にはカキツバタをあちことで見かけたので、来月はこれが咲いてまた綺麗でしょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿