2021年10月14日木曜日

21/10/14歌劇『魔弾の射手』鑑賞

『魔弾の射手』と言えば有名なオペラなのに私は『序曲』と『狩人の合唱』しか知らない。1度だけ大阪音大で見た記憶は有るんだけど、「見た」と言う事しか覚えてません。今回NHK-BSで放送されるので楽しみにしてました。初演200周年記念の公演だそうです。

無観客でオケはステージに配置されていて、カメラアングルで舞台と一体化した映像が面白い。最初にスマホの自撮りシーンが出ていたので「今流行の時代考証目茶苦茶の演出か?」と嫌な気がしたけど、そんな心配は不要でした。器楽のソリストが歌手の傍で演奏する演出も気に入りました。

ここ近年はオペラ番組をあまり見てないのでソリストは誰も知らない方ばかりです。私は今回は女性2人の歌唱が気に入りました。特に主役のアガーテ役のジニーン・ド・ビックさん伸びやかな声と演技が素晴らしいく感じました。この物語の悪魔は「律義な悪魔?」。アガーテの命を奪わずに、元々命を取る事に成っていたカスパールの命を奪ったので。



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