『魔弾の射手』に引き続いて歌劇『ヴァネッサ』を鑑賞しました。このオペラは編集してる最中に「苦手な重い内容の社会派オペラ」の様な気がして「見るのよそうか」と思ったけど続けて見てしまいました。確かに見ていて楽しく感じる様な内容ではありませんでした。
私は音楽に精通はしていないので『サミュエル・バーバー』と言う作曲家の名前を知りません。屋敷の住人が老男爵夫人とその娘のヴァネッサと娘の姪のエリカの女性3人だけと言うのも面白く無さそう。しかも始まると直ぐに『死産』を思わせるシーンが有って度肝を抜かれました。
ヴァネッサが20年前に男性に振られて、その男性が別の女性に産ませた息子アナトールが訪ねて来て恋仲に落ちて結婚すると言うまず有り得ない様な筋書き。またこのアナトールが私の大嫌いな性格の男。エリカと関係を持って身ごもらせる。ヴァネッサとアナトールの結婚発表で悲観したエリカが自殺を図ろうとして赤ちゃんを死産してしまう。結婚したヴァネッサとアナトールが屋敷を出て老男爵夫人とエリカが残るところで終わるけど、出て行った2人はその後どうなるんだろう?「アナトールは財産目当てだったのでは?」と勝手に思ってしまう。つまらないのに不思議な事に一気に見てしまった。
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