2017年7月19日水曜日

2012年7月:定年退職目前に北海道旅行へ:16日目①知床クルーズ

この日は『道の駅 うとろ・シリエトク 』で車中泊をしてました。この日の観光は直ぐ傍からスタートします。旅行に行く前に予約していた『知床クルーズ』です。「この日だけは雨は降らないで欲しい」と願ってましたが、それは叶いました。
『知床クルーズ』は北側のウトロと南側の羅臼で営業されてますが、私たちはウトロでクルーズする事にしてました。運行会社も色々あるけど、小型船の『ゴジラ岩観光』さんに予約を入れてました。『秘境めぐり』の『知床岬コース』でした。
『知床岬コース』は『ゴジラ岩観光』さんのコースの中では一番先まで航行します。まずまずの天気で出港しました。前日見たオロンコ岩は出港の時に横から見ると別の岩の様です。
知床クルーズで早速見所の1つです。『フレペの滝』。プユニ岬東の断崖からオホーツク海に流れ落ちる滝です。『乙女の涙』という愛称で親しまれてます。
『乙女の涙』のフレペの滝から近い『男の涙』と言う愛称の滝がありました。地下水が断崖からしみだして滝となって落ちている珍しいタイプの滝『湯の華の滝』です。
知床クルーズが始まって間もなく押し寄せた霧。まさか!? こんなのが居座ると何も見えないです。せっかく楽しみにしていた知床クルーズ。勘弁してほしいです。
小型船のクルーズなので海岸に近づいて航行してくれます。岩場で休む海鳥たち。
霧が晴れてまた絶景が見れます。マグマが冷却固結する際に収縮して生じる岩体に入った柱状の割れ目『柱状節理』も見事です。岩肌と海水のコントラストも綺麗です。
クルーズ船から一際高く見える山。『知床硫黄山』と思います。
このクルーズの見所の1つ『カムイワッカの滝』。前日行った『カムイワッカの湯の滝』の下流に当ります。けっこう幅が広いです。秘境の知床を代表する滝の1つです。
『カムイワッカの滝』から5分ほど進むと『硫黄の滝』が有りました。正式には『ヨウシペツの滝』。骨太の『カムイワッカの滝』と違って落差が有って細見です。こちらの方は美しい優美な姿です。
クルーズ船から見える橋。クルーズ船からは案内されても目を凝らさないと見つけそこないそうです。知床大橋と思ったけれど構造が違うので、残念ながら別の橋の様です。
やっとヒグマを見る事が出来ました。ルシャ湾辺り。この時は元気そうでしたがこの年の秋、鮭が不漁でガリガリになったヒグマたちの姿がニュースになっていたらしいです。(私はそのニュースは知りませんでした。)
名前の分らない滝。その横に作業所の様な建物が数棟建ってました。何か分りません。遠音別村のかなり奥地です。交通は船のみかも分りません。
知床クルーズでネーミングされた岩。タコに似てるらしい『タコ岩』。
観音様に見えるらしい『観音岩』。
メガネには似ていないと個人的には思います『メガネ岩』。
ゴジラが四足で立っている様に見えた『獅子岩』です。
このクルーズで最後に在った『カシュニの滝』。一直線に海に落下する姿は1筋の白糸の様でした。
獅子岩の辺りで『知床岬コース』も折り返しです。『もう少し進んで欲しい』と思うのも人情でしょうか?これ以上進んで、まさかロシアに拿捕はされないでしょうが。子供の頃、漁船がソ連に拿捕されて帰れないニュースを良く目にしました。
折り返しからは、クルーズ船は全速力でウトロに戻ります。帰路は往路よりも沖を航行します。全速力でも離れて走るので、知床半島の景色はゆっくりと動きます。この絶景を堪能しました。
9時半に出港してウトロには12時半に戻りました。4時間のクルーズでした。
オロンコ岩が迎えてくれます。
ウトロに有る『ゴジラ岩』。クルーズ船を降りたら一目散に見に行きました。これはクルーズで見たネーミングされていた岩と比べると、ずっと名前通りの姿をしてました。




4時間前

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