2017年7月25日火曜日

2012年7月:定年退職目前に北海道旅行へ:18日目:釧路湿原⇒弟子屈町

釧路に来れば一番行きたいのは『釧路湿原』でした。何とか「ノロッコ号に乗れないか?」調べてみたけれど、残念ながら列車にも乗り湿原の散策もするのは工程的に難しいので、ノロッコ号は諦めました。『釧路市湿原展望台』に向かいました。
『釧路湿原』の遊歩道を歩いて『サテライト展望台』へ。釧路市湿原展望台で『熊よけの鈴』を借りました。鈴を持っていれば安心して遊歩道を歩けました。この頃の熊には『鈴』は効果が有った様です。
『釧路湿原』の『サテライト展望台』は正式には『北斗展望台園地』と言うのでしょうか?北海道の雄大な素晴らしい景色が広がってました。遊歩道も暑くも無く寒くも無く気持ちよく歩けました。
釧路湿原展望遊歩道を周って一旦車で『細岡展望台』に移動しました。釧路湿原の東の端に在ります。湿原の中を蛇行しながら流れる釧路川を目にする事が出来ます。阿寒富士などの山々は霞んで目にする事は出来ませんでした。
『釧路湿原』に居たいけどキリが無いので次の観光に移動しました。やって来たのは『摩周湖』でした。高校の修学旅行の時はバッチリと見えました。残っている写真は白黒。48年前の事だから。今回も多少は霞んでるけれど見えました。
私は『霧の摩周湖』は見れず仕舞いの様です。高校の修学旅行でガイドさんが「皆さんは行いが良いんですね。ばっちり見えてますよ」と言われたから霧の日よりは良いんだろうけど。当時のヒット曲『霧の摩周湖』。先日他界された平尾昌晃さんの作曲でした。レコードジャケットを揚げて平尾昌晃さんのご冥福をお祈り申し上げます。
摩周湖の『第一展望台』のレストハウスに有ったエゾ鹿の大きなおもちゃ。家の奥さん、メロン買って『美味しい』と大喜び。私はメロンは苦手です。欲しくはありません。黙って見ていたとは思えないのでソフトクリームでも食べたのかな?
この日の昼食はガイドブックで紹介されていた『丸木舟』さんへ行きました。『野生丼』、エゾ鹿肉を使ってます。鹿肉を食べるのは奈良に近い大阪の人間にとっては可哀そうで躊躇してしまいます。でも「北海道の自然環境を守るために」エゾ鹿肉を食べさせて頂きました。
メニュー見て「イヤー。やっぱり豚肉のコタン丼にしようか?」と迷ったけど、「今食べなかったらチャンスは無いかも!」とエゾ鹿肉の野生丼を注文しました。どんな味だったかなぁ?覚えてないです。
この『丸木舟』というお店。ミュージック・ライブもやってるらしいです。
昼食の後は屈斜路湖に寄りました。ここも高校の修学旅行で寄ったけど周りに目ぼしい物は無かった。ガイドさんに言われて湖に足と浸けて砂を掘ると水が暖かくなって「温泉が出てきた」と教えられた。今回もそれをしてみたくなって行きました。
この後も高校の修学旅行で行った『硫黄山』。正式には『アトサヌプリ』と言うらしいです。硫黄の噴煙があちこちから立ち上っていて匂いが凄いかった。昔は硫黄の採掘もしていたらしいです。山全体が硫黄の煙に包まれ壮観でした。
『硫黄山レストハウス』に蒸気機関車のミニチュアが有りました。蒸気機関車『進善号』の1:3模型と書いて有りました。硫黄を運ぶ鉱山鉄道で活躍した小型蒸気機関車らしいです。義経号・弁慶号に次いで輸入されたアメリカ製との事。

この日は車中泊の予定でした。『道の駅 ぐるっとパノラマ美幌峠』を予定してましたが、行ってみると峠に有って余りにも寂しそうでした。「ちょっと不安だなぁ」と相談して急遽『東横inn 北見駅前』に泊まる事にしました。北見まで行って日帰り温泉に立ち寄りました。天然温泉『北見温泉のつけの湯』。思わぬロングドライブに成ったので疲れを十分に癒せました。
ホテルに着いて夕食は北見に来ることを全く計画時に想定してなかったので、町をブラブラしながらお店を探しました。『肴屋二代目長男 萬太郎』に決めました。今は別のお店に変わってる様です。
この日は本来は車中泊だから『お酒は飲めない日』でしたが、『肴屋二代目長男 萬太郎』で美味い肴と美味しいお酒を頂きました。
ビールを飲んだ後のメガハイボールは効きました。すっかりいい気持になりました。

お店から外に出ると北見の街はすっかり静寂に包まれてました。まだ8時50分でしたが。




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